友人Tと遊ぶ The Economistの記事について
今日は学科の親友Tのうちに初めて遊びに行った。彼は大学の寮に住んでいたのだがいろいろあって新しく部屋を借りることにしたらしい。
Tについて語ると、彼は私からしたらアホである。要は非常に効率の悪い生き方をしているなあといつも思うわけである。というのも彼は行動力がありすぎる。授業はとらなくていいものまでとりまくって学期末にしばしば悪戦苦闘しているのを見るし、彼の趣味のランニングやカラオケに関しては大会に出るほど普段から練習しまくり極めている。そして(私と同様?)誰も読みもしないブログを毎日一生懸命書きまくっている。
ただもちろんそういう彼の一面を私は自分が実践できない生き方として尊敬もしている。なぜなら”楽しいこと”とは日々そうやって行動しまくってこそ出会えるものであるし結果として私のように人とのかかわりあいをなるべく避け、家でのんびり大学生活を送っているより圧倒的に幸福の絶対量は多いだろうから。
なぜわたしが彼の生き方をいいと知っていながらまねできないかというと、私は面倒くさがり屋だからである。目の前に具体的な形で楽しいことが待っていない限り私は積極的に家から出ようとしないのだ。自分は賢いから参加するイベントとしないイベントを脳で考え選別しているのだと自分に言い聞かせている(笑)もしTのような生き方の真髄を知りたい人がいるならば≪イエスマン≫という洋画を見るといいだろう。
さてさて彼は無類のCポップファンなので彼の家には興味深いものがたくさんあった。そして周杰伦のCDを借りた。わーい。家では二人で麻雀の変則ゲームのようなものをして遊んだ。こんなくだらない遊びに楽しそうに付き合ってくれる彼はやはりわたしにとって唯一無二の存在である。(彼とはなぜかやけに趣味が合う)
本日付けのThe Economistの記事にJapan’s GDP shrinks dramatically after a tax rise and a typhoonfrom という興味深いものがあったのでメモを残しておきたい。英国の時事ジャーナルなので日本の特集記事が載ることはきわめて珍しい。
“The tax increase was an unforced error. The government faces no immediate need for additional revenue.”
増税は政府のミス。焦って収入を増やす必要はなかったと。現に消費税増税後消費は減退し景気が悪化した。当たり前である。
ではその見返りとして得た税収で政府が何をしたのか。
“The government had hoped to avoid a repeat of that experience by adding various offsetting measures, including free education for pre-school children and a “rewards” system for customers who paid cashlessly.”
幼児教育の無償化とキャッシュレスの普及ですね。
“Unfortunately, these offsetting measures were themselves offset by another aggravating factor: the impact of Typhoon Hagibis,”
てことで台風の被害も加わって期待した効果が出なかったと。西村ひろゆきさんが言ってたんですが景気が絶対悪化する増税をやってそれで得た金で景気対策するなんて本末転倒だと。じゃあそもそも増税しなきゃいいじゃんって話。わたしも同意。よほど効果的な策を練らなきゃ普通に景気は悪化するだけ。少なくとも今はすべきじゃなかった。
消費税増税、台風、コロナで日本の景気はこれから低空飛行を続けていくはずだ。